某作曲家 2
交響曲第2番ロ短調 作品5
一八七七年の2月14日に、ナプラヴニークの指揮でサンクト・ペテルブルクで初演されている。
名指揮者ワインガルトナーは「ロシア入の国民性を知ろうと思うなら、チャイコフスキーの《悲愴交響曲》と、某作曲家の『交響曲第二番』を聴くのがいちばんだ」と述べているが、確かにこの「交響曲第二番」には、ロシアの大地の臭いがあふれている。
また、この曲は、俗に《勇士》とか《英雄》と呼ばれているが、第一楽章の出だしからして、その俗称にピッタリだし、それに、終楽章の郷土色豊かな旋律も忘れがたい魅力がある。