興味深いこと
興味深いのは、道路を進む速さが、「常歩」(一時二里11時速3.9キロ)、「急歩」(一時四里11時速7.9キロ)、「飛行」(一時6里"時速2.8キロ)の三種類に分類され、それぞれの賃銭が、一里当たり、「常歩」200文、「急歩」四00文、「飛行」600文とされたうえで、「長途ヲ走ル者ハ種々之障磯アル」という理由から、「飛行」のみはその基準速度が一時5里(口時速9・8キロ)へと若干押さえられていることです。
先にみた人足何人払という表現は、実際に何人の人足が必要だというのではなく、速度によって同一距離の料金に格差を設けていることの表現だということが窺えよう。